ネイルサロンとは
ネイルサロンとは、ネイルアートやネイルケアなどを行うお店のことを言います。
路面店の他にも、ショッピングセンターのテナントとして入っていたり、美容院の一部として経営されていたりします。
ネイルをするだけでなく、ネイルケアやハンドケアのみでも施術してくれます。
ネイルサロンに行くと、爪やネイルの専門知識があるネイルアーティストに、リラックスした空間でネイルを行ってもらえるため、ちょっとした贅沢を感じることができます。
ネイルサロンの選び方
ネイルサロンにいくときは、綺麗な爪になることの期待で、胸が膨らむことでしょう。
しかし、ネイルサロンでは、決して安いとは言えない費用が発生します。
そのため、なるべく優良なサロンでネイルしてもらいたいものです。
ネイルサロンによって対応や技術の差、費用の差もあるため、きちんと下調べをしてから行くようにしましょう。
現代では、インターネットでネイルサロンのホームページやブログが載っているため、まずはそれを参考にしましょう。
ネイルデザインの他にも、料金も載っているため、他のサロンと見比べて、「載っているネイルデザインの量は多いか」、「アートの技術はどうか」、「料金は高過ぎず、安過ぎないか」、「ネイルアーティストは資を取得しているか」などを確認します。
また、サロンによって、派手なデコレーションやロングネイルが得意なサロンだったり、仕事でもして行けるようなシンプルなデザインやカラーが得意なサロンだったりするため、それぞれのサロンの特徴を見て、自分がしたいネイルに合うサロンを選びましょう。
料金面を見る際は、あまり安過ぎるネイルサロンは避けた方が良いです。
ネイルアーティストの技術が足りなかったり、使っているジェルやマニキュアの質が悪かったりする可能性が高いです。
そして、行きたいサロンが決まったら、電話予約をしてみましょう。
インターネット上でも予約はできますが、あえて電話予約をしてみて、そのときの対応次第で行くか行かないかを考えた方が良さそうです。
対応が悪いサロンは、店に行ったとしても対応を疎かにされたり、自分が要望を言いづらかったりします。
これらの方法で複数のサロンを見分けて、一番良さそうなサロンに行きましょう。
現在サロンに行っていて不満を感じている人も、自分の爪のために、早めにもっと良いサロンに乗り換えることをお勧めします。
ネイルサロンとセルフネイルのメリット・デメリット
ネイルをするには、ネイルサロンに行ってネイルアーティストにしてもらう方法と、自宅などで自分で行う、セルフネイルという方法があります。
どちらも、知識と技術があれば、自分の爪を傷めることはありません。
それぞれのメリットデメリットを考慮した上で、どちらの方法でネイルするかを決めましょう。
ネイルサロンのメリット・デメリット
ネイルサロンに行くメリットは、何と言っても、その完成度の高さです。
爪やネイルの勉強をした後に資格を取っているネイルアーティストが多く在籍しているため、まず安心です。
プロの人が毎日人の爪やネイルを扱っているため、素人では行うことが難しい技術も、さほど時間をかけずにできてしまいます。
また、素人が行うと2週間も持たないネイルが、ネイルサロンでは長持ちする方法でネイルしてくれるため、綺麗な状態で1ヶ月程保つことができます。
ただし、同じネイルサロンの中でも、資格を取得していないスタッフも在籍しているため、資格保有者にネイルしてもらいたい場合は、お店に伝えると良いでしょう。
一方、ネイルサロンのデメリットは、費用が高いことです。
一般的に、1色だけで、ストーンなど何もないシンプルなデザインのネイルでも、平均6,000円程度の金額で設定されています。
それにプラスで、グラデーションを入れたり、ラメやグリッター、ストーンなどを施すと、あっという間に10,000円を超します。
ストーンなどをたくさん施したデザインにもなると、20,000円以上かかる場合もあります。
ネイルは1ヶ月以上したままだと爪に良くないため、継続的にネイルをしようと思うと、1ヶ月単位でまとまった費用が必要になります。
セルフネイルのメリット・デメリット
セルフネイルの最大のメリットは、費用が安いことです。
ネイルを行うには、マニキュアであれば、安いものなら1つ100円程度で販売されています。
ジェルネイルであれば、最初にUVマシンや筆、ファイルなどを揃える必要がありますが、一度購入してしまえば、その後継続して使うことができます。
ネイルをした後に1本だけ剥がれてしまった…という場合でも、サロンに行くと、行くまでに予定を合わせなければならなかったり、またお直しの費用が割高にかかったりしてしまいますが、セルフネイルであれば、自宅で好きな時間にお直しすることができます。
しかし、やはり、プロの技術には敵わないというところが最大のデメリットです。
ネイルの資格を取得している人であれば知識があるため、セルフネイルでも何も問題ありません。しかし、知識がない素人が行うと、前処理が甘かったためにすぐに剥がれてしまったり、利き手以外でアートを行うと、イラストがずれたりしてしまいます。
利き手以外で行う際にいびつになるのは仕方ありませんが、ネイル前の前処理などはインターネットでも載っているため、勉強してから行った方が良いでしょう。
それぞれメリットとデメリットはあるため、特別な日の前にはサロンで、日常的にはセルフネイルで行うというように使い分けると良いでしょう。
ジェルネイルとは
一昔前は、ネイルと言えばマニキュアですることが多かったですが、現代では、ジェルを使ったネイルアートが人気が高いです。
ジェルネイルとは、「ジェル」というゲル状の合成樹脂でできた液体で、爪に塗った後にUVライトやLEDライトに当てることで硬化させるネイルのことを指します。
ジェルネイルの特徴は、色が綺麗に発色すること、ツヤが綺麗なこと、長持ちすることです。
これらの特徴がメリットでもあります。
ジェルネイルを正しい方法で行うと、2~3週間、長い場合は1ヶ月程、ツヤがある綺麗な状態が保ちます。
また、ジェルが硬化すると、強い強度が出るため、爪の厚さが薄い人でも爪が折れにくいです。
ジェルネイルには、「ソフトジェル」と「ハードジェル」の2種類があります。
ソフトジェルは、アセトンが含まれる専用リムーバーに、ジェルネイルをした指を包み込んでしばらく時間をおくだけで、簡単にオフすることができます。
ハードジェルは、初めて誕生したジェルネイルで、ソフトジェルよりも歴史が古いです。
透明度とツヤ感、強度と耐久性に非常に優れているため、現在でも非常に人気が高いです。
しかし、専用リムーバーでは溶かすことができないため、ファイルで削ってオフする必要があります。
そのため、知識がない人が行うと、自爪を薄くさせてしまったり、爪が割れる原因にもなります。
ジェルネイルとマニキュアの違い
ジェルネイルでネイルすることも、マニキュアでネイルすることも、ともに「ネイルする」と言いますが、そもそもの成分が違うため、それぞれの特徴も異なります。
仕上げの方法
マニキュアは、塗った後に空気に触れさせて乾燥させることで仕上げますが、ジェルネイルは、UVライトやLEDライトに当てることで硬化させます。
そのため、仕上げに要する時間は、ジェルネイルの方が早いです。
オフの仕方
マニキュアは除光液で拭き取ってオフしますが、ジェルネイルはアセトンにしばらく浸してからオフします。また、ハードジェルの場合は削る手間もかかります。
マニキュアは簡単に落とすことができるため、洋服に合わせてネイルカラーを変えて楽しむことができます。
値段
値段はマニキュアの方が安いです。
マニキュアは100円均一などでも販売されていますが、ジェルネイルは500円前後、高いジェルだと1,000円以上の金額で販売されています。
ネイルの持ち、ツヤ
マニキュアとジェルネイルの最大の違いは、「ネイルの持ち」と「ツヤ」です。
マニキュアは、塗った後2、3日はツヤツヤな状態が続きますが、それ以上経つと、だんだんツヤがなくなってきます。
また、水溶性のため、水に触れる回数が多いと、指先の方からだんだん剥がれてきます。
ネイルサロンでネイルしたとしても、1週間~10日程が限度です。
しかし、ジェルネイルは水溶性ではないため、ネイルの持ちが長ければ1ヶ月程持ち、水に触れても簡単には剥がれません。
また、1ヶ月経っても、変わらないツヤ感を保ちます。
その他
その他、マニキュアは、ツンとしたにおいがある、ストーンなどでデコレーションしても定着しづらいなどのデメリットがありますが、ジェルネイルはそれらのデメリットがありません。
普段ネイルができない仕事の人は、休みの日にマニキュアでネイルを楽しむ、学生の人や、ネイルを派手にしていても問題ない仕事の人などはジェルネイルでアートやデコレーションを思いっきり楽しむなど、人によって違うと思います。
どちらにしても、指先を楽しむことに変わりはありませんので、ネイルをしている間は、思いっきりオシャレを楽しんでください。